Noah'sark EFFECTS AC/DC-1は、エフェクターボードの電源まわりに要求される様々な機能をひとつのユニットに収めた、画期的なパワーサプライです。
コンパクトエフェクター中心の音作りが見直されて久しい現在、様々な素材や大きさのエフェクトボードやそれを有効に活用する為のインターフェイス(A/B Box やループシステム)も充実しています。
しかし、電源まわりに関してのアイテムは、いまひとつ充実度に欠け、苦労してエフェクターボードを組み込んでいる方も多いのではないでしょうか?
苦労する部分の大半は、アダプターやコンセントを必要とするユニットのAC接続だと思われます。
今まで楽器専用のフロアタイプAC電源タップというものは殆ど存在せず、家庭用やOA用のテーブルタップ等を利用せざるを得ませんでした。
また、その際にも大きさがまちまちであるアダプターにより、隣りのコンセントを塞いでしまったり、安定が悪かったりと非常に不便でした。
本機ノアズアークAC/DC-1は、これらを解消すべく正にエフェクトボードの為のパワーサプライとして開発されました。

●AC出力
一般的な楽器用アダプターのサイズに合わせ、コンセント同士に必要な空間を設けました。
これによりほとんどの楽器用アダプターを横並びに接続する事ができます。
また、アダプターの安定の為にある程度の奥行き(60mm)を持たせました。
スチール製の頑丈なシャーシの重量感と相まって、ライブ使用時の安定性にも優れています。

●DC出力
定番であるセンターマイナスの9Vに加え、12Vも装備。DC9Vは8個まで、DC12Vは3個まで接続可能です。
※最大合計1Aを誇る大容量の高級トランスを使用しておりますので、エフェクターを多数使用される方にも安心です。
DC出力はトップ面にあるSWでON/OFFが可能、更にレギュレート機能を搭載し、安定した電源を供給します。
またこれらのDC端子は、DCコードの取り回しを整頓しやすいようシャーシのやや上部にレイアウトされています。
注:DC9VとDC12Vを間違って接続しないようにご注意下さい。ご使用の機材を破損する恐れがございます。

●電源ケーブル
本機を設置する際に最も多いと思われる位置(プレイヤーから見てエフェクトボードの左上部分)を想定し、コードの伸びる方向を考慮してL字形コードを採用しました。
また着脱可能なため、ねじれ・外圧等による内外部断線といったコード本体のトラブルにも容易に対処できます。
注:DC9VとDC12Vを間違って接続しないようにご注意下さい。ご使用の機材を破損する恐れがございます。

■Input: 100V 50/60 Hz,
■Output: AC-100V x 4 (total 800 W maximum) / DC-9V x 8 (negative center pin,regulated), DC-12V x 3 (negative center pin,regulated)
■寸法: W300×H60×D60(mm) ※高さはゴム足(8mm)含まず
■重量: 1050g ※電源コード含まず