カナダ製 ギタ- ② シーガル編

今回は、先月ご紹介致しましたカナダ製ギタ-の中の、シーガル・ギタ-の特徴を更に深く、ご紹介したいと思います。

※まずは、シ-ガルで目を引くのが特徴的なヘッド・シェイプではないでしょうか。

TAPERED HEADSTOCK – TUNING MADE EASY

シーガルギターはテーパードヘッドストックを採用し、ブリッジからペグまでまっすぐに弦を張るストレイト・ストリング・プルはネックのねじれを最小限に抑える効果があります。

チューニングも容易で安定したものとなり、特に、オープン・チューニングでプレイするプレイヤーにとって大きなアドバンテージがあります。

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REVERSE HEADSTOCK

次に、シーガルギターのネックは、ワンピースのマホガニー、もしくはシルバー・リーフ・メイプルから作り出されます。

ワンピースの木材は45度のアングルでカットされ、その後ヘッドストックとなる部分を木目を反転(リバース)させた状態でグルー接着します。

これは、シーガルギターの優れたネックの安定性を確保するために、必要不可欠なプロセスなのです。

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THE SEAGULL INTEGRATED SET NECK

扱いやすさ、優れたサウンド、安定性は我々がネックに求める3つのキーとなる要素です。

シーガル・インテグレーテド・セットネックによって、気候の変化によるネックの波打ちやねじれを減らしながら、一貫したネックの安定性を実現しています。 

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NECK PITCH

丹精込めて仕上げたネックをボディにセットする際は、最大限のケアが払われる必要があります。

“ネック・ピッチ”と呼ばれるネック・アタッチメントのアングルは、ギターのトーンを決定的に左右します。

ネック・アタッチメントが後ろすぎると、低音が損なわれ音が細くなります。

逆に前すぎると、高音のレスポンスが悪くなり、サウンドが濁ってしまいます。

シーガルギターのネック・アタッチメントは安定したネック・ピッチを確実なものとしています。

ウッド・トゥ・ウッドでクリーンに接着しているため、ネックからボディへのエネルギー伝達も優れています。

ネック・ヒールとボディの間にグルーを使用していないので、振動を阻害するものがないのです。

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THE HEEL

別のプレイヤーからギターを引き継ぐとき、それがパーフェクトに調律されたギターであった場合、調律を微調整しなければならないことはご存知ですか?

プレイヤーが違えば、ネックへかけるウェイトやプレッシャーが異なることがチューニングに影響を与えることにより、微調整が必要になってしまうのです。

我々は、何年も前に、メイプル材のダボをネックのヒール部にインサートすることで、この問題をかなり解消できることに気付きました。

このインフォースメントを施すことで、ネックが何倍も強靭になります。

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DOUBLE FUNCTION TRUSS SYSTEM

ほとんどのギターにはネックの中にトラスロッドと呼ばれる調整可能な金属の棒が入っています。

トラスロッドは基本的に、ストリングスのテンションや湿度によってネックが弓状になった際に、真っすぐにするために使われます。

ネックが逆ぞりになった時の伝統的な調整法は、トラスロッドをゆるめストリングスのテンションでネックを理想的なフォームにひっぱるということです。

残念ながら、実際にこの調整法は上手く機能しないことが多いため、シーガルのネックにはダブル・ファンクション・トラスロッドが仕込まれています。

ロッドは両方向にまがるので、ネックが順ぞりのときも逆ぞりのときも、自在にネックを調整することができます。

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ADIRONDACK SPRUCE BRACING

新しいシーガルギターのブレイシングには、柾目(まさめ)で製材されたアディロンダック・スプルースがトップ材のカーブにジャストフィットするよう加工され用いられています。

軽さと強度を兼ね備えたアディロンダック・スプルースは、ブレイシング材としてとても理想的なマテリアルです。

アディロンダック・スプルース・ブレイシングにより、弦を張った状態でもトップ材に負荷がほとんどかからず、立ち上がりが早く豊かな振動が実現しています。

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AGING

以前のブログにも書きましたが、ソリッド・トップはラミネイテッド・トップよりも豊かに振動します。

トップ板の豊かな振動がリッチなトーン、広いダイナミックレンジ、バランスのとれたトーンを生み出すのです。

ソリッド・トップのサウンドはもともと良いのですが、ギターを弾いて振動を長い期間与え続けることで、トップ板がより一層豊かに振動するようになります。

その現象は”エイジング”と呼ばれており、そのギターを弾けば弾くほど、サウンドがよくなっていくということを意味しています。

重要なポイントは、ギターをエイジングさせるためにはギターを弾かなくてはいけないということです。

ケースの中に5年放置されたギターは“古く”なりますが、“エイジング”はしません。

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BOOKMATCHED

ワンピースの木材を本のように切り開き、また組み合わせる、このテクニックは“ブックマッチング”と呼ばれ、ギターのトップ板の木目を均等にさせることができます。

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新製品も続々と入荷しておりますので、是非とも店頭でお試しください♪

皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

※当店シ-ガル・商品ペ-ジhttps://www.gakkicenter.com/SHOP/209813/139127/list.html