前回に引き続きまして、ギターの湿度管理にお役立ちする物をご紹介いたします。

こちらも以前のブログや、最近ではツイッターでも掲載いたしましたが( ブログ→http://gakkicenter.com/blog/?p=49、ツイッター→https://twitter.com/gakkicenter/status/1173897488404639749 )改めまして、ご紹介いたしたいと思います。

その名もHyd-Keeper(ハイド・キーパー)です。

もう少し寄ると

Hyd-Keeperの文字が確認できます。

こちらが裏面になります。 ポリエステル生地が確認できます。

横から見た感じです。

では、まず商品説明を見てみましょう。

『 ミュージック・ワークスより、アコースティック・ギター・ボディー内部の調湿、消臭、音量を抑えるミュート効果を備えた「ハイド・キーパー」が登場しました。 ハイド・キーパーは、ソフトなシリコン樹脂を採用したラウンド・サウンドホール用カバーで、ボディー内への空気の出入りを遮断するだけではなく、本体の裏側に組み込まれた調湿パッドにより、乾燥や多湿が引き起こすトラブルを未然に防ぎ、アコースティック・ギターのボディーの状態をベストにしてくれます。 調湿パッドは、ポリエステル生地の間に多孔質の二酸化ケイ素(SiO₂=シリカ)が挟み込まれた構造の「シリカクリン®」で、約5mmの薄いシートながら最大限の調湿・消臭効果を発揮します。 多湿による膨張や乾燥による収縮が原因のトップ板の割れを防ぎます。 また、サウンドホールを覆う構造のため、音量を抑えるミュート効果も備えています。さらに本製品には吸湿度合いを視覚化するための吸湿センサー・シールを貼付しています。 』

先ほどの画像にもありました、ポリエステル生地が、調質、消臭の肝なわけですね。

では、実際にサウンド・ホールに付けてみましょう。

今回は当店のGRECOのGAL-30P CSBに付けられてもらいます。

まず、そのまま合わせただけでは、画像のように、はまりません。

ですので

こう!

ちょっとギュッと!

もう少し!

あとちょっと!

なーんでも出来ちゃうはーずなんだ♪

というわけで、取り付け完了です。

横から見ても、しっかりとはまっているのが、分かります。

少しばかり収まりが悪い場合は、ハサミなどで当たっている部分を切ってご利用ください。

また、便利なのが、この吸湿センサー・シール。

『吸湿度合いを視覚化するための吸湿センサー・シールを貼付しています。定期的に吸湿センサー・シールをチェックしてください。濃いブルーになった場合、乾燥していますので、ポリエステル生地部分に霧吹き等で水を散布してください。霧吹きを使用する理由は、細かい粒子状になり、繊維の内部に入り込むためです。ホコリや汚れにより性能が低下する場合がありますので、1年程度で新品と交換することをお勧めします。』

このセンサー・シールの色が濃い青色になったときは、乾燥してる証だそうなので、吸湿しないと、効果が出ない。ということですので

そういった場合は、こういった霧吹きをシュッシュ、もしくはシュシュッと、またはシュシュシュと ポリエステル生地部分に吹きかけていただいてからご利用いたしますと、乾燥も防げます。

効果を簡単にまとめますと

  • アコースティック・ギターのボディ内部の湿度を一定にコントロール。
  • ボディー内部にこもるイヤな臭いを防ぐ消臭効果。
  • ソフトなシリコンを使用し、ラウンド・サウンドホールに優しくフィット。
  • 音量を抑えるミュート効果を実現。
  • 対応サウンドホール直径: φ98~105未満
  • 対応トップ板厚: 3.5mm未満

※指板エンドに当たるようなら本品をハサミ等で切ってご使用ください。

以上、MUSIC WORKS( ミュージック・ワークス )のHyd-Keeper( ハイド・キーパー )をギュッ!とご紹介いたしましたー!

※今回、画像に登場しました商品

MUSIC WORKS(M/W) Hyd-Keeper

Greco GAL-30P CSB