どうも、お久しぶりです、御茶ノ水楽器センター随一の愛猫家、Yです。

ということで6月に入りました。「え!もう今年も半分きたの!?」という方も多いのではないでしょうか、個人的にはつい最近初詣に行ったように思っていましたが・・・。

徐々に気温も上がってきていますね~これからあの暑い夏が来ますよ~。と、その前に、日本には「梅雨」というギターには非常に厳しいイベントが控えておりますよ~。ひぇ~。

うん、今日はまだ過ごし易い室温と湿度ですね。店内の温度計も「快適」を示しています。

これから、一年で最も湿度が高くなる時期「梅雨」に突入します。これがまたギターのネックに非常に大きく影響を及ぼすのです。新しいギターは特に、購入してから数年間はネックが安定するまで多少の「反り」が生じますので、その都度ネック調整を行いながら使用していくというのが良いとされています。十数年の楽器店経験から言いまして、特に一年間を通して「梅雨」「冬」に最もネックが動き易い傾向にあると言えます。冬は乾燥による「順反り」、梅雨時期は湿度過多による「逆反り」です。

「購入した時は弾き易かったのに、最近なんか弾きにくくなった気がする・・」とか、「音が詰まる場所が出てきた」などはネックの反りが原因という場合もあります。

出来るだけネックの反りを防ぐ方法の一つとしまして、湿度管理という事がポイントになってきます!普段、頻繁に弾くという方は自宅の部屋などにスタンドに立てているというケースが多いと思いますが、人間の生活する空間は一年を通して温度や湿度が適度に保たれているので、ギターにとっても良いとされています。ですが梅雨の時期は一時的に非常に湿度が上がりますので、短期間の保管の際にもネックの反りだけではなく、金属パーツの錆びやカビ等にも気を付ける必要が出てきます。

そこで!

Greco「DRY CREW ドライクルー」

もうご存知の方も多いかもしれませんが、こちらのグレコから販売されている「DRY CREW」はギターケース内の湿度を一定に保ってくれるという優れモノ♪湿度が高い時は吸ってくれ、逆に乾燥していると湿気を出してくれるという優れた商品。

使い方にちょっとコツがありまして、上記の特性を利用し、まず2袋入っているうちの1個を天日干し、もう一個をお風呂の浴室内など、湿度の高い場所に吊るしておきます。そして十分に乾燥させた物十分に湿気を吸い込んだ物の両方をケースに入れる事で、お互いが働き丁度良い湿度に調整されるという仕組みなんです。ですが、これは特に湿気が酷い時期ではなく比較的通年での使用方法で、梅雨時期はやっぱり2個ともそのままケースに入れるのが良いのでは?と個人的には思っています。吸った湿気は、足りなくなったらまた出してくれるって話ですからね~。

上の写真は匂いの無い無香料バージョン、その他に6種類の香り付きバージョン(香り付きは1袋入り)もありますので、お好みで選んでいただくと良いと思いますよ~♪(個人的にはプルメリアがお気に入り)店頭に香りサンプルもございますので是非お試しください~♬

香り付きは6種類♬

今回ご紹介したのは↓

さぁ、これで梅雨の時期もギターに優しく、快適なギターライフを過ごしていきましょう~♪

それではまた次回♪