GRETSCHは現在、トラディショナルなモデルと、モダンなモデルの2パターンを出しておりますが、今回はモダンな方の「Players Edition」というシリーズの中で、いわゆる箱モノの方について、簡単にお話ししようと思います。

また、実際に私が店頭でお客様とお話ししまして「ここはどうなの?」「これ、いいね!」といった声が聞けたものに絞って、進めていこうと思います。

まずは、「ボディの厚さ」です。

body_depth

Players Editionは2-1/4 インチ(約57mm)の薄いボディが採用されていますが、これにより、抱えやすさが増しており、ご好評をいただいている反面「音のエアー感が薄れてしまうのかな?」といった、ご心配される声も耳にします。

それに対しまして、効果的なものが採用されております。それが・・・

ML ブレイシング

ml_bracing

近年開発されましたこのブレイシングにより、トップ板の振動をボディ全体へ行き渡らせることにも貢献しています。

実際に弾いた感想といたしましては、ボディが薄くなっても生音はキッチリと出ています。他のGRETSCHのフルアコと比較しても、低音感や音質も引けを取りません。アンプを通した音も、エアー感や、GRETSCH特有の煌びやかでリッチな音は感じられ、また、やや音が前に出る印象も受けました。

ちなみに、このPlayers Editionに使われているボディの厚さは60年代のグレッチのギターのどれかにも採用されているという話も聞きました。(アバウトな情報ですみません・・・)

単純に薄くするだけではなく、音質、機能、伝統に基づいて作成しているのは流石だなと思いました。

次はビグスビーの弦交換です。

「ビグスビーの弦交換って、めんどくさそうだよねー」といった声は、たびたび耳にします。実際は慣れてしまえば、そんなにはめんどくさくはないのですが・・・(当方、ビグスビーの付いたギターをずっとメインで使っていた為、そう思います。(笑))

ただ、そんな悩みを解決するビグスビーが付いています。それは・・・

ストリング-スルー・ビグスビー

strings_through_bigsby_02

ストリング・バーに穴が開けられていますので、その穴に弦を通すだけで、簡単に弦交換ができるようになりました。これで、わざわざ弦のボール・エンドのところにクセをつけて(曲げて)やる必要もなくなりました。

おまけに

locking_tuner

ペグもロック式なので、弦交換も更に楽になりました。

GRETSCHのPlayers Editionについて簡単にお話しいたしましたが、いかがだったでしょうか?

他にも「木台のズレが気になる・・・」「ストラップ・ピンをロック式に変えなきゃなー」等、思っておられる方もいらっしゃるかと思います。

実は、こちらのブログより更に詳しく掘り下げた特集記事がこちらにございます。

https://www.gakkicenter.com/hpgen/HPB/entries/23.html

上記の気になった点も含めまして、色々と興味深い内容となっておりますので、ぜひご興味持たれましたら、ご覧になってみてください。

Players Editionは現在も新しいモデルを出し続けております。この機会に、今までにないGRETSCHのモデルをぜひ体感してください。下記が当店在庫のPlayers Editionの商品になります。

https://www.gakkicenter.com/SHOP/161988/173431/list.html

当店のご利用ご来店のほど、お待ちいたしております。