楽器の乾燥対策!冬場のドライクルー、ハイド・キーパーの使い方

最近、気温も下がり始めまして、すっかり秋めいてまいりましたね。

読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋、・・・などなど、秋は楽しみがたくさんあります。紅葉シーズンですし、天気のいい日は行楽日和になり、どこかに出かけたくもなります。

そんな天気のいい日に、同時に気になるのが・・・そう、乾燥です。

お風呂上りや、髭剃り後の保湿クリームも徐々に出番が増えて参りました。

そして、この乾燥は人だけでなく、ギターやベース等の楽器にも影響を与えます。

梅雨時期の湿度対策のブログは、以前にも投稿しました「湿度管理にお役立ち!楽器のメンテナンス・グッズ!」(http://gakkicenter.com/blog/?p=49)でご紹介いたしましたが、今回はこの中でもご紹介いたしました、ドライクルー、ハイド・キーパーを使った乾燥対策を、簡単にご説明させていただきます。

まず、こちらがGRECO(グレコ)から出ております、DRYCREW(ドライクルー)です。

こちらは60gが2ヶ入りになっております。最初のこの状態では、水分が含まれていない状態になります。

ですので、次の方法をお勧めいたします。

①まず、1個をお風呂場などに吊るして、たっぷり湿気を吸わせます。

②たっぷり湿気を含んだ1個と、まっさらなもう1個とセットでケース内に入れます。

③それでケース内に適度な湿気が循環し、最良のコンディションが保たれます。

といった、湿度を保つ素敵な循環が生まれます。

ぜひ、お風呂上りに一度、お試しください♨

また、こちらの香り付きの方ですが

効果は同じですが、こちらは1ヶ入りとなっておりますので、試される場合は2袋お買い求めください。

そして、こちらも以前に「MUSIC WORKSから発売されている調湿、消臭、ミュート効果のあるHyd-Keeperをアコースティック・ギターに付けてみよう!( http://gakkicenter.com/blog/?p=185 )」でご紹介いたしました、Hyd-Keeper(ハイド・キーパー)

こちらも、霧吹きのようなもので裏のポリエステル地の部分をシュシュッと吹きかけてからご使用していただければ、アコースティック・ギターのボディ内の湿度を乾燥から守ってくれます。

また、加湿器をお持ちでしたら、そちらももちろん対策になります。湿度は大体50%位が適しているといわれています。人が心地良いといわれる湿度も、ギターには最適な湿度となっております。

お肌、のどのケアも気になり始めたこの季節、楽器のケアにこちらも導入してみてはいかがでしょうか?

体調に気を付けて、楽器も楽しんでいきましょう!\(^_ ^)/

※本日紹介いたしましたアイテム

Greco Dry Crew 「グレコ ドライクルー」

Greco Dry Crew Rose 「グレコ ドライクルー ローズ」

Greco Dry Crew Citrus 「グレコ ドライクルー シトラス」

Greco Dry Crew Forest 「グレコ ドライクルー 森」

Greco Dry Crew Orange 「グレコ ドライクルー オレンジ」

Greco Dry Crew Lemon 「グレコ ドライクルー レモン」

Greco Dry Crew Coconut Vanilla 「グレコ ドライクルー ココナッツ・バニラ」

Greco Dry Crew Blueberry 「グレコ ドライクルー ブルーベリー」

MUSIC WORKS(M/W) Hyd-Keeper 

Art&Lutherieの新製品 Roadhouse Havana Brown Q-Discreteについて

以前、ブログでもご紹介いたしましたArt&Lutheriehttp://gakkicenter.com/blog/?p=152)から、新製品のRoadhouse Havana Brown Q-Discreteが発売され少し経ちましたが、そちらの特徴や印象を書いていきますね~!

このカラーにHavana (ハバナ)と出てきますが、それはキューバの首都です。余談ですが、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブといった音楽のドキュメンタリー映画にもなるほど、音楽が盛んな都市でもあります。

ちなみにこのRoadhouseシリーズは全てボディはパーラーサイズですが、スケールは630mmとミディアム・スケールくらいありますので、弾いてる感じはそんなに小ぶりな印象は受けません。ペグやピックガード、カラーリングも含めて、見た目もビンテージ・ライクな印象で良いですね。

そして、 Roadhouseシリーズは現在、全てが12Fジョイントとなっております。

確かに、14Fないとハイ・ポジションも弾きづらかったりしますが、12Fジョイントの場合、ブリッジの位置が14Fのギターより少し下になります。

これにより、ブリッジからの振動がよりボディの広い面の真ん中で響くようになり、太く奥行き感のある音が出やすくなります。小ぶりなのに音量が大きいのには、それも理由にあるかもしれません。

また、こちらのモデルは先に発売になりましたDenim Blueと同じく、Q-Discreteプリアンプが搭載されております。

アンプを通して音を出した印象ですが、他のモデルに使われている Quantum Iと比較しまして、出力が強く、太い印象でした。 Quantum I はTreble,Bassが分けていじれる分、もう少し繊細な感じ、といったところでしょうか。

それと、ノブがボディのトップに2点載っているのに対して「生音に影響があるんじゃないか・・・」と心配されているお声もあると伺いましたが、上記にあるように、生音の鳴りも非常に豊かです。「このサイズ、この価格でここまで鳴るとは・・・」と、試奏される方はよくおっしゃってくださいます。

小ぶりなギターでエレアコ・タイプもなかなか無いと思いますので(別の色では同じサイズで生ギターもございます)、気になられましたら、当店サイトからご覧になられてください。

※今回出演のギター

Art&Lutherie Roadhouse Havana Brown Q-Discrete

https://www.gakkicenter.com/SHOP/00030-00106042.html

御茶ノ水楽器センター Art&Lutherie 全在庫リストはこちらから

持ち運びに便利!お手軽に弾けるギター、その名は「TRAVELER GUITAR」

朝晩は少し冷え込むようになってきまして、すっかり秋めいた気候になって来ましたね。

「秋の行楽シーズン、ギターも気軽に持ち運んで遊びたいなぁ…」

と、お考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方にお勧めしたいのが、 漫画「山と食欲と私」 とのコラボでも話題になりました「TRAVELER GUITAR(トラベラー・ギター)」です!

このTRAVELER GUITARは 「旅先、出張先でもギターが弾きたいなぁ…」「満員電車で自分のギター持ちたくないなぁ・・・」「車に忍ばせておきたいなぁ…」「ステージで目立ちたいなぁ…」等々、ご来店される方の気持ちにこたえているギターでもあります。また、ライブ本番前に楽屋で弾かれている ミュージシャンの方 もいるようです。

今回はそのTRAVELER GUITARの中でも人気の一つ、最も重量が軽く、サイズも小さいUltra Lightシリーズから、Ultra Light Electricをご紹介いたします!

全長は約711mm、重さは 約1.4kg、フレット数は22で、スケールはこのボディ・サイズでミディアム・スケールになります。ボディ材はメイプルです。

ヘッドを無くし、ペグをボディの方に持ってきております。斬新なアイデアですね。

ピック・アップはDual-Rail Humbuckerを採用。

弦高やオクターブも調整できるようになっております。

こちらは ラップレストといいまして、ひざ置きになっております。これが無いと、座って弾きにくくなってしまいます。取り外しも工具要らずで、そのまま着脱可能です。ケースに入れる際はこちらを取り外してからになります。

ボディ裏、マジックテープはボディに弦が当たらないようにするために付いています。また、その下のローラーのようになっている所は、弦の張力で付いていますので、弦を全部外すとローラーも外れやすくなってしまいます。そうなりますと弦交換が少し難しくなりますので、弦は一本ずつ交換か、全部取らずに一本残しておくようにしておくと作業が進みやすくなります。

ボディ裏全体になります。ペグは1弦から6弦までレス・ポールと同じ配置になりまして、正面から見て、時計回しでキーが上がっていきます。

こちらの部分から弦を入れます。また、トラス・ロッドでネック調整も可能です。

ソフトケースも付属しております。こちらのポケット部に ラップレスト を入れるようにします。ギターもこの中に入れて背負ってしまえば、とてもギターを持っているとは思えないサイズです。

持ち運びに便利で小さなお手軽ギターでも、ギターとしての機能をしっかり備えた「TRAVELER GUITAR」

エレキギターだけでなく、アコースティック・タイプや、様々なシェイプのボディがございますので、もし気になられましたら、下記の当店ECサイトからご覧になってみてください。

※今回出演したギター

TRAVELER GUITAR Ultra Light Electric